SNSへの写真投稿時、背景に写り込んだ車のナンバープレートや通行人の顔をどう処理するかは、多くのユーザーが直面する課題です。プライバシー保護の観点から、個人情報が特定できる部分にはモザイクやぼかし加工を施すことが推奨されます。
この記事では、スマホで手軽にモザイクやぼかし加工ができる「ぼかし丸」アプリの機能と使用方法、そしてPC環境でより本格的な編集が可能な代替ツールについて解説します。
パート 1. 「ぼかし丸」とは?丸いモザイク・ぼかしアプリの概要
「ぼかし丸」は、iOS・Android両対応の無料モザイク・ぼかし加工アプリです。指でなぞるだけで写真や動画にぼかしを入れられます。
1) 主な機能
「ぼかし丸」には以下の機能が搭載されています。
- ぼかしペンと消しゴム
- 50種類以上のエフェクト
- 追従ぼかし機能
- 2つの編集モード:後から変更可能な「ONE BLUR(ひと塗りエディタ)」と、複数のぼかしを重ねられる「OVERPAINT(重ね塗りエディタ)」
- テキスト・字幕追加
2) 総合評価
動作は軽快で、比較的古いスマホでもスムーズに編集できる点が評価されています。UIはシンプルで、初めて使用するユーザーでも直感的に操作できる設計です。無料版では広告表示があり、編集中に全画面広告が表示されることがあります。
3) ぼかし丸が適している用途
以下のような用途に適したアプリといえます。
- スマホで撮影した写真のすぐのSNS投稿
- 動画内の個人情報の保護
- シンプルな操作でのぼかし加工
- フリマアプリの出品写真の背景処理
4) ぼかし丸の制約事項
以下のような用途には他のツールの検討が推奨されます。
- 長時間の動画の本格的な編集
- テロップやトランジションなど多彩な動画編集機能が必要な場合
- PC環境での高解像度動画の編集
- 複数のクリップを組み合わせたストーリー性のある動画制作
5) メリットとデメリット
メリット:
- 無料で基本機能を利用可能(課金不要)
- 操作がシンプルで学習コストが低い
- 写真と動画の両方に対応
- 作業データの自動保存機能
デメリット:
- スマホアプリのため大画面での精密作業には不向き
- 動画編集機能は基本的なものに限定
- 広告表示あり(無料版)
- PC版が存在しない
パート 2. 「ぼかし丸」で写真をぼかす方法
写真にぼかしを入れる具体的な手順を解説します。基本的には「ONE BLUR」モードを使用します。
手順1:写真の選択
アプリを起動すると、「写真」と「VIDEO」の選択画面が表示されます。「写真」をタップして加工対象の写真を選びます。
手順2:編集モードの開始
写真を選択すると「新しく編集」というボタンが表示されるため、これをタップします。編集画面に移動します。
手順3:ぼかしサイズの調整とぼかし適用
画面下部にあるスライダーでペンのサイズを調整します。ぼかしたい部分を指でなぞると、リアルタイムにぼかしが適用されます。ピンチ操作で写真を拡大すると、細かい部分も正確になぞれます。
自動検出ボタンで顔や背景を一発で処理することも可能です。
手順4:ぼかしの種類変更
画面下部の「ぼかし」ボタンをタップすると、50種類以上のぼかし・モザイクのバリエーションが表示されます。丸い形状のソフトぼかし、ピクセルモザイク、ズームブラー、回転ブラーなど様々なエフェクトから選択できます。
手順5:微調整と保存
「元に戻す」ボタンで作業を一段階戻したり、消しゴムツールでぼかしすぎた部分を修正したりできます。編集が完了したら、画面右上の下矢印ボタンをタップし、「保存」を選択すれば加工後の写真が写真アプリに保存されます。
パート 3. 「ぼかし丸」で動画をぼかす方法
動画へのぼかし適用は写真よりも複雑ですが、「追従ぼかし」機能を使えば動く対象にもぼかしを追従させられます。
手順1:動画の選択
アプリのホーム画面で「VIDEO」に切り替え、「動画」をタップして加工対象の動画を選びます。
手順2:ぼかし編集モードの選択
右下の「次へ」をタップすると、4つのぼかし編集モードが表示されます。
- 全体ぼかし:動画全体または特定のシーンをぼかす
- 周辺ぼかし:円形やハート型などの図形でぼかす
- フリーハンド:なぞって追従ぼかしを入れる
- 動くぼかし:より精密な追従ぼかしが可能
基本的な追従ぼかしには「フリーハンド」を使用します。
手順3:フリーハンドでぼかしを追加
「フリーハンド」を選択後、「+追加」>「なぞる」をタップします。ペンサイズを調整してから、ぼかしたい対象を指でなぞります。2本指でピンチアウトすると画面が拡大されるため、細かい部分も正確に処理できます。
手順4:追従ぼかしの時間調整
最初にぼかしを配置したら、「完了」をタップします。次にタイムラインバーを伸ばして時間を進め、対象が移動してぼかし位置がずれてきたら、それに合わせてぼかしをドラッグして修正します。これを繰り返すことで、動く対象にぼかしが追従します。
片方の指でタイムラインをスライドさせながら、同時に別の指でぼかしを滑らせるようにするとより効率的です。
手順5:保存
編集が完了したら、「保存」ボタンを2回タップすることで、加工後の動画が写真アプリに保存されます。
パート 4.「ぼかし丸」の代替アプリとして注目されるEdimakor
スマホアプリの「ぼかし丸」は手軽ですが、PC環境で本格的な動画編集を行う場合や、ぼかし以外の編集機能も必要な場合には、「HitPaw Edimakor」が選択肢となります。
HitPaw Edimakorは、AI機能を搭載したWindows・Mac対応の動画編集ソフトです。初心者から上級者まで使える設計で、多数のエフェクトなどが用意されており、幅広い動画制作に対応しています。
HitPaw Edimakorでぼかしを入れる手順を確認していきます。
ステップ 1: 「新規プロジェクト」を作成し、タイムラインに編集したい動画をドラッグ&ドロップ
ステップ 2: 画面上部のメニューから「エフェクト」を選択
ステップ 3: 左側のカテゴリーから「ビデオエフェクト」を選び、その中にある「ぼかし」を開く。
ぼかしのセクションには、モザイク、ガウスぼかし、モーションブラーなど、複数のエフェクトが用意されています。
ステップ 4: 目的に応じたエフェクトをタイムライン上の動画クリップにドラッグ&ドロップ
以上で完了です。右サイドにはぼかしの範囲や強度を調整できるパネルが表示されます。リアルタイムでプレビューを確認しながら調整できるため、意図した仕上がりを実現しやすい設計になっています。
またHitPaw Edimakorには、新しく自動トラッキング機能が搭載されました(ver4.6.0以降)。動画の設定画面から「AIツール」タブを開き、「自動モザイク」をオンにして、ぼかしをかけたい対象を指定するだけで、AIが自動的に追従処理を行います。
モザイク加工アプリ「ぼかし丸」に関するよくある質問
A1: 基本機能は無料で利用できます。ただし無料版では広告が表示されます。広告を非表示にする場合や、一部の高度な機能を利用する場合は、アプリ内課金でアップグレードが必要です。
A2: アカウント登録やログインは不要です。アプリをダウンロードしてすぐに使い始めることができます。
A3: 基本的な編集機能はオフラインでも利用できます。ただし広告表示やアプリの更新、一部のエフェクトのダウンロードなどにはインターネット接続が必要になる場合があります。
A4: 写真だけでなく、動画にもぼかしやモザイクを適用できます。動画の不要なシーンのカット、回転、明るさ・色合い調整なども可能です。
まとめ
「ぼかし丸」は、スマホで手軽に写真や動画に丸いぼかしやモザイクを入れられる無料アプリです。SNS投稿やフリマアプリの出品写真など、日常的なプライバシー保護のニーズに対応しています。
本格的な動画制作やより高度な編集を行う場合は、PC環境で動作する「HitPaw Edimakor」のような動画編集ソフトを使う選択肢もあります。Edimakorには、高性能なぼかし機能に加えて、画像・動画生成や各種の動画編集機能がそろっています。
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