スマホやパソコンの画面で起きていることを、そのまま保存したりSNSで共有したいと思ったことはありませんか?たとえば、スマホゲームの決定的瞬間を残したいときや、SNS・YouTube用の素材、ライブ配信用の動画を作りたいときなど、画面録画はとても便利です。携帯でも、PCでも簡単に使える録画ツールが増えています。
また、画面録画ソフトがあれば、操作説明の動画を作ったり、オンライン授業の記録を残したり、トラブルの状況を共有したりと、さまざまな用途に活用できます。ただし、画面録画が得意なツールもあればライブ配信に強いツールもあるため、どれを選ぶべきか迷ってしまうこともあります。そこで本記事では、Windows・Mac・iPhone・Androidに対応した、2025年版のおすすめ画面録画ソフトを用途別にわかりやすくまとめてご紹介します。
画面録画ソフトは何に使える?
画面録画ソフトを使うと、実はさまざまなことができて驚くかもしれません。例えば次のような用途があります。
- ソフトやアプリの使い方ガイド・操作デモを作成する
- チュートリアル動画やオンライン授業の録画
- オンライン配信の録画や、動画をデバイスに保存する
- ビデオ通話・会議の録画
- 不具合やバグの報告用に画面を記録する
- SNS用の動画コンテンツを作成する
ここでは、PC とスマホの両方で使えるおすすめの画面録画ソフト(ダウンロード版)をご紹介します。さっそく見ていきましょう。
Windows 10・Mac向け無料画面録画ソフトおすすめ5選
ゲームプレイを録画したいとき、トレーニング動画を作りたいとき、SNSで共有したい瞬間を残したいときなど、パソコンの画面を録画する方法として画面録画ソフトはとても便利です。ここでは、Windows 10 と Mac に対応した無料の画面録画ソフト5つをご紹介します。
- OBS Studio
- Monosnap
- Camtasia
- ActivePresenter
- Bandicam Screen Recorder
OBS Studio -オープンなストリーミング配信・録画ソフトウェア
OBS(Open Broadcaster Software)は、オープンソースの画面録画ソフトであり、ライブ配信ツールとしても広く利用されています。PC・Macのどちらにも対応しており、無料で使えるにもかかわらず多機能で、最も優れた画面録画ソフトのひとつとされています。配信機能も非常に高く、多くの配信者が愛用しています。
メリット
- オープンソースで無料
- マルチプラットフォーム対応
- ライブ配信をサポート
- 複数の映像ソースやフィルターに対応
- 活発なコミュニティサポート
デメリット
- Windows XP・7は非対応
- セットアップが少し複雑
- 高度なツールで初心者には難しい
Monosnap
Monosnap は無料で使える軽量な画面録画ツールで、初心者にもとても扱いやすいソフトです。複雑な操作がなく、画面全体はもちろん、一部だけを簡単にキャプチャできます。
メリット
- 完全無料で利用可能
- 高画質・低画質の録画に対応
- YouTube やクラウドサービスへ直接アップロード可能
- 初心者でも使いやすいシンプル操作
デメリット
- 編集機能はなし
- 上級者向けではない
- ライブ配信には非対応
Camtasia
Camtasia は優れた Mac 向け画面録画ソフトのひとつで、録画後に動画編集や外部動画の追加も可能です。手軽に画面をキャプチャして、目的に合わせて高品質な動画へ仕上げられます。
メリット
- 全画面・ウィンドウ・指定範囲の録画に対応
- Webカメラ・マイク・PC音声の録音が可能
- 動画編集機能を搭載
- グリーンスクリーンに対応
- 外部動画の追加が可能
デメリット
- 有料ソフト
- 無料試用は30日間
- 試用版は透かし(ウォーターマーク)付き
ActivePresenter
ActivePresenter は Windows 10・Mac OS に対応した高機能な画面録画ソフトです。画面録画をベースに、チュートリアル・プレゼン・学習用コンテンツなど幅広いプロジェクトを作成できます。
メリット
- マルチプラットフォーム対応
- 操作説明画像を自動生成できる「Smart Capture」搭載
- グリーンスクリーン対応
デメリット
- 有料版はウォーターマークあり
- 動画エフェクトには非対応
Bandicam Screen Recorder
Bandicam は、動画録画やゲーム録画に広く使われている人気の無料画面録画ソフトです。2D・3D ゲーム録画や最大4K UHD録画に対応し、フルスクリーン、特定範囲、Webカメラ入力、ゲーム機映像など多くの形式で録画できます。
メリット
- 用途に応じた複数の録画モードを搭載
- 全画面・範囲指定・Webカメラ・マイク・PC音声の録画に対応
- 高fpsゲームの録画が可能
- 外部映像デバイスのカスタマイズ可
- Webカメラオーバーレイにクロマキー適用可
デメリット
- Windows のみ対応
- 編集機能なし
- 無料版はウォーターマークあり
- 出力形式は AVI / MP4 のみ
iPhone・Android向けおすすめ無料画面録画アプリ5選
スマホでゲーム実況を録りたい、操作説明のチュートリアルを作りたい、SNSに載せるショート動画を手軽に作りたい——そんなときに便利なのが、スマホ向けの画面録画アプリです。ここでは、iPhoneの「画面収録」では物足りない人にも使いやすい、2025年におすすめの無料アプリをまとめて紹介します。
- AZ Screen Recorder
- OneShot
- Screen Recorder
- Rec
- Mobizen
1 AZ Screen Recorder
Android・iOS の両方で利用できる人気のスマホ画面録画アプリ。広告はありますが基本無料で、操作もシンプル。スマホの内部音声・マイク音声の録音に対応し、録画後の動画はそのままギャラリーに保存されます。執筆時点のGoogle Play評価は4.5と高く、累計5,000万ダウンロード超えの定番アプリです。
メリット
- 基本無料で利用できる
- 操作が分かりやすく初心者向け
- 安定した録画品質
- 録画終了タイマーなど便利機能あり
デメリット
- 書き出し(レンダリング)に時間がかかることがある
- アプリ内で編集はほぼできない
2 One Shot
ワンタップで録画開始できる、Android向けの超シンプルなスクリーンレコーダー。録画解像度やフレームレートを調整でき、マイク音声にも対応しています。インターフェイスが非常に軽いので、ゲーム中にも使いやすいタイプの画面キャプチャーアプリです。
メリット
- マイク音声の録音に対応
- 解像度・録画速度を細かく調整できる
デメリット
- アプリ起動時に評価を求められることが多い
- 動作が不安定になる場合がある
3 Screen Recorder
録画時間の制限がないのが最大の特徴。長時間の解説動画やゲームプレイをまとめて録画したい人に向いています。無料版では内部音声が録れない点がデメリットですが、広告以外はシンプルで使いやすい無料スマホ録画アプリです。
メリット
- 録画時間が無制限
- 長尺動画の作成に向いている
デメリット
- 無料版は内部音声を録音できない
4 Rec
最大5分の高画質録画が無料で使える、Android向けの人気画面キャプチャーツール。有料版では最長1時間のフルHD録画に対応し、ゲーム実況やアプリレビュー動画にも向いています。シンプルなUIでスマホ初心者にも扱いやすいアプリです。
メリット
- 5分間までフルHD録画が無料で可能
デメリット
- 無料版では機能が限定される
- 5分以降は低画質で録り直しが必要
5 Mobizen
初心者でも使いやすいUIが魅力の画面録画アプリ。無料でHD録画に対応し、マイク音声の録音や簡易編集も可能。浮動ボタン(エアサークル)からすぐに録画を開始できるのもポイントです。累計1億ダウンロードを超える人気アプリで、カジュアルな利用からSNS投稿まで幅広く使えます。
メリット
- 無料でHD録画が可能
- 録画・スクショ・簡易編集まで対応
- サインアップ後にウォーターマークを削除できる
デメリット
- ウォーターマーク削除に会員登録が必要
- 端末によってはバグが出ることがある
画面録画・スクリーンレコードに関するFAQ
A1. 専用の「Google製キャプチャーソフト」は提供されていませんが、
Android 11 以降ではシステム標準のスクリーンレコード機能が利用できます。
また、デスクトップ環境ではChrome 拡張機能の画面録画ツール(例:Loom、Screencastify など)が多数あり、手軽に映像キャプチャーが可能です。
A2. 多くの画面録画(スクリーンレコード)アプリは内部音声+マイク音声どちらも録音できます。
ただし、Android・iOS・PC それぞれで対応状況が異なり、内部音声のみ録音できるかどうかはアプリやOSの制限によって変わります。
高音質で録音したい場合は、PC用キャプチャーソフト(例:HitPaw Edimakor、OBS Studio)を使うのがおすすめです。
A3.
ビデオ通話は多くの場合画面録画アプリで録画できます。
● 浮動アイコン(フローティングボタン)対応アプリの場合:
通話中にワンタップで録画開始できます。
● 非対応アプリの場合:
通話前にアプリを起動 → 録画開始 → 通話アプリに戻ることで録画可能です。
なお、プライバシー保護のため、ビデオ通話を録画する際は相手に同意を得ることをおすすめします。
まとめ
画面録画やスクリーンレコードが必要なシーンは、日常のスマートフォン利用から仕事・学習まで年々増えています。
本記事では、用途に合わせて選べるさまざまなキャプチャーソフト(映像キャプチャーツール)をご紹介しました。
自分の環境や目的に最適な録画ツールを選び、より快適に動画を記録しましょう。
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